列車 特急ひだ

列車東海
スポンサーリンク

特急ひだ号は愛知県の名古屋駅から岐阜県の高山駅を結ぶ特急列車です。
一部の列車は大阪駅〜高山駅や名古屋駅〜富山駅で運行されます。

世界遺産の白川郷や下呂温泉、古い街並みが楽しめる高山駅周辺など、沿線に主要観光地があり、車窓も山間と清流など清らかな風景が楽しめます。

列車のご案内

運行区間

特急ひだ号は、基本的に名古屋〜高山間をおよそ2時間半で結びます。
そして一部のひだ号が大阪〜高山間、名古屋〜飛騨古川や富山まで区間を伸ばして運転を行なっています。名古屋発着の列車は岐阜駅で進行方向を反転するため、名古屋から岐阜駅間のみ座席が進行方向を背中にして走行します。このため、名古屋発のひだ号はあらかじめ座席を逆にした状態で準備されています。乗車時に間違えて座席の向きを変えない方が無難です♪

車両

特急ひだ号はHC85系という、車両に積んだエンジンで発電してモーターを動かす気動車です。編成は号数や区間によって異なり、基本は4両以上10両編成以下で運転され、高山〜富山間などは2両〜4両編成で運行されます。
区間によって両数が変わるので、高山駅ではくっついたり離れたりします。旅の途中に眺めてみては!?

車内

グリーン車と普通車があり座席配列も2+2列シートですが、グリーン車の座席の方がやや広々としていて、手元を照らす読書灯、靴を脱いでくつろげるようにフットレストが備わっています。
カラーリングは、沿線の新緑や美しい川、夕暮れの紫の空をグラデーションで表現。また内壁は、落ち着いた濃い茶色の木目調にして「木のぬくもり」を演出していると、公式ホームページに記載してあります。

アームレストにコンセントがあるので道中の充電に利用できます!

普通車も、グリーン車と同様に全座席にコンセントが備わっています。各座席のアームレストにコンセントがありますが、ちょっと見つけづらいかもですね(笑)
座り心地も高山〜名古屋の2時間半を滞在するには十分の座り心地、特に疲れることもなく車窓と駅弁を楽しむことができました♪
グリーン席とは違い普通座席は明るい色合い。公式ホームページでは座席の色彩について、沿線の紅葉や祭り、花火のイメージをグラデーションで表現。また内壁は、明るい茶色の木目調としました。と記載がありました♪

荷物置きは、網棚のほか各号車に荷物スペースがあり、大きな荷物はこちらに置くことができます。

また、車両のデッキには沿線の工芸品を展示したナノミュージアムがあり、乗車した際にお出迎えしてくれます!

また、座席へ移動せず車椅子のまま乗車できる専用スペースもあります。

列車からの車窓

車窓より下原ダム湖

特急ひだは高山線に入ると山と山の間をくねくねと走るため、山間部ならではの新緑や紅葉など四季折々の風景が楽しめるほか、飛騨川に沿って線路が敷かれているため、飛騨川の清流やダム、無風の日には水鏡が綺麗なダム湖など、風光明媚な車窓がお楽しみいただけます!

列車は何度も川を渡りますので、景色は右も左もよくご覧いただけます。途中には神社の参道を横切るように線路が敷かれているところもあり、やや薄曇りの日にはより神秘的な風景が楽しめます!

特急ひだの車窓のなかでも特に見どころな区間は、上麻生駅〜白川口駅間の飛水、飛騨金山駅〜焼石駅間の下原ダム湖の水鏡が必見です!幾年もの期間川の流れで削られた岩の間を縫って流れる急流と、天候に恵まれればすばらしい景色を映す湖が見られます!

列車の乗り方

特急ひだは名古屋〜高山が基本の運行区間ですが、それに加えて飛騨古川、富山駅まで区間を伸ばして運行される列車があります。また1日1往復のみですが大阪駅〜高山駅の列車があり、関西から乗り換えなしで、下呂温泉や高山まで行くことが可能です!
きっぷの購入について毎日運行されている特急列車なので、みどりの窓口やJR全線きっぷ売り場、指定席券売機で購入が可能です。

また、関東地方から飛騨に旅行される方は注意が必要です。
特急ひだの運行区間の一つに名古屋〜富山がありますが、東京から東海道新幹線名古屋駅でひだに乗り継ぐルートと、北陸新幹線で富山駅経由でひだに乗り継いで飛騨地域に行くことができます。

一番おすすめなルートは、東京から富山(名古屋)を経由して、飛騨地域の各駅で途中下車をして名古屋(富山)から新幹線に乗り、東京へ戻ってくるルートです!
JRは一度通った駅を再度通過しない限り一筆書きで乗車券を発行することが可能です。
この一筆書きルートの利点は切符の運賃が『安くなる』こと!

JRに限らず鉄道運賃は基本的に、乗車距離が長くなることで距離単価が安くなります。
例えば東京駅から名古屋駅まで東海道新幹線で移動する場合、距離は366kmで運賃は6,380円です。対して東京駅から博多駅の場合は1,174.9kmで14,080円です。運賃を距離で割ると、東京名古屋は1kmにつき17.43円東京博多の場合は11.98円となります。1kmでの金額だとあまり変わりませんが東京名古屋間の運賃で博多までの1,174.9kmをかけると、20,478.5円となり本来の金額より6,000円ほど高いことがわかります。
加えて一筆書きのきっぷは基本途中下車が可能ですので、富山、高山、下呂、名古屋などで改札を出て観光が可能です。行きは富山で海鮮を食べて、帰りは名古屋で手羽先をお土産でお持ち帰りなどいかがですか?☺️

スポンサーリンク
スポンサーリンク
だいふくトラベルをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました